こんにちは!今回のMarsmoo tooは歌舞伎が題材。さてさてそれなら「かぶいている」人についてヨーガの視点から検証してみることにします。ヨーガに関係する人は一癖も二癖もある人が多いのが事実ですが、その中でも「かぶいている」という点からで一番に連想する人物は、はい、即答でパタンジャリ、もしくはゴータマ・ブッタじゃないでしょうか。(ん?「かぶいている」という言葉の意味間違えてるかな?)さて、ゴータマ・ブッタは皆さまのご存知の通りですが、パタンジャリは言わずと知れずヨーガの経典『ヨーガ・スートラ』の編纂者でありヨーガ哲学を構築した人物です。僕らが想像もしえない程のぶっち切りの飛び抜け具合で「かぶいていた」ことは間違いないでしょう。
このパタンジャリ、ヨーガに関わる人なら避けては通れない人ですが、サンスクリット語の文法学者、アールユベーダの医学者としても偉業を残しており(同一人物でない説もあります)、ヨーガにおける最重要人物の一人です。『ヨーガ・スートラ』の鋭さたるや、余分な要素一切なしなのでキレキレです。
日本、アジアで生まれた人としてヨーガに関わっていくと、もれなくこの2人の偉人、ゴータマ・ブッタとパタンジャリの思想により感覚的に触れられる、違和感なく付き合うことができるという非常に状況としては恵まれています。「持ち物」減らしてこれらの精神的な感覚を鋭くしていきたいものですね。これこそまさに、これからの時代にあった「かぶいた」生き方なのでは!?
