こんにちは!今回のMarsmoo tooは歌舞伎が題材。さてさてそれなら「かぶいている」人についてヨーガの視点から検証してみることにします。ヨーガに関係する人は一癖も二癖もある人が多いのが事実ですが、その中でも「かぶいている」という点からで一番に連想する人物は、はい、即答でパタンジャリ、もしくはゴータマ・ブッタじゃないでしょうか。(ん?「かぶいている」という言葉の意味間違えてるかな?)さて、ゴータマ・ブッタは皆さまのご存知の通りですが、パタンジャリは言わずと知れずヨーガの経典『ヨーガ・スートラ』の編纂者でありヨーガ哲学を構築した人物です。僕らが想像もしえない程のぶっち切りの飛び抜け具合で「かぶいていた」ことは間違いないでしょう。
このパタンジャリ、ヨーガに関わる人なら避けては通れない人ですが、サンスクリット語の文法学者、アールユベーダの医学者としても偉業を残しており(同一人物でない説もあります)、ヨーガにおける最重要人物の一人です。『ヨーガ・スートラ』の鋭さたるや、余分な要素一切なしなのでキレキレです。
日本、アジアで生まれた人としてヨーガに関わっていくと、もれなくこの2人の偉人、ゴータマ・ブッタとパタンジャリの思想により感覚的に触れられる、違和感なく付き合うことができるという非常に状況としては恵まれています。「持ち物」減らしてこれらの精神的な感覚を鋭くしていきたいものですね。これこそまさに、これからの時代にあった「かぶいた」生き方なのでは!?
デトックス、毒、消化と排出。
今まで無知により、その後長く苦労をすることが多々ある。毒出しはまさにそうだと思ってみる。
毒=身体に有害なものが溜まれば溜まるほど、出すのに時間が掛かる。そもそも毒を入れていなければよく、はたまた毒が入ろうがすぐに出せていれば困る必要もなかった。しかし、そんな身体の機能は麻痺し、結果蓄積していくのが今までの状況なのだろうか。世間がデトックスという言葉を使用するのであれば、毒を排出できていない身体をまずは振り返りましょうと繋げてみたい。
毒出しと聞いて、消化と排出と読む。息子のアトピー性皮膚炎への治療を通じて、それらについてとても勉強できたことを思い返してみる。彼は本当に全力で排泄していたし、今もしている。その作用を精一杯補助して、伸ばすことをが最終的に皮膚炎にならないような土台の整備となる。そうすることで夫婦で乗り越えれた。もう動揺することがなくなった。毒を出せる環境になる。腸内環境が重要だったと知れてよかった。
矢萩篤史